パリーグを変えた男


パリーグを変えた男と言ったら、みんな誰を想像するだろう。
多くの人は、野茂英雄、イチロー、松坂大輔の名前を挙げるだろう。
パリーグを変えた男は、彼らではなく、清原和博だ。彼は、薬物に手を出してしまったが、野球人としての彼ほど優れたバッターは当時はいなかった。
昭和世代の人ならわかると思うけど、昔のパリーグの観客は本当に数える人しかいなかった。落合選手が三冠王になってもロッテの川崎球場に観に来る観客の数は、数える数だけだった。
西武ライオンズというおしゃれな球団ができて、所沢球場の観客はそれほど増えなかった。パリーグの球団は、巨人を含むセリーグの球団とは人気の面で圧倒的な差をつけられていた。
そんな状況のなか、悲劇のドラフトを経て、PL学園から清原和博が西武ライオンズに入団した。それから、甲子園のヒーローを観るために多くの観客が球場に足をはこんだ。
パリーグの試合が満員になるなんてことは考えられなかった。それを起こしたのは、紛れもなく、清原和博だ。清原の出現で、パリーグの試合を観る人が増え、テレビ放送も増えた。
今日のパリーグの試合に多くの観客が足を運ぶようになったのは、清原和博がいたからだ。清原和博の野球界への貢献度はすさまじいものがある。
世間の人はそんな彼のことを忘れてはいけない。そして、現役のプロ野球選手、プロ野球選手のOBも清原和博のことを忘れてはいけない。彼がやってきたことはとてつもないことだ。




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